汚れが付着しにくい性質を持つシリコン塗料は、屋根塗装や外壁塗装に使うと塗装したての外観を長く保つことができます。
そのため、フッ素系塗料より仕上がりは劣るものの、防汚性に優れたシリコン塗料は塗装することで外観を綺麗に保ちやすくなります。
また、耐水性にも優れたシリコン塗料は湿気を通す性質を持つので、塗膜の剥がれや建物の内部の結露を防げるので、カビの発生を防ぐ効果も併せ持ちます。
他にも、シリコン塗料には塗装後の外観を保つ要素として、塗る部分に合わせて塗料を使い分けることができます。
なので、水性と油性のシリコン塗料を塗装箇所に合わせて塗り分けられます。
耐久性に優れて塗装後の光沢を放つ水性のシリコン塗料と、雨水に強くてアルミ建材やステンレス製品にも濡れる油性により、塗装後の外観を綺麗に保つのにも貢献してくれます。
しかし、シリコン塗料は他の塗料より付着しにくく、汚れにも強いので重ね塗りするときの付着性が良くない傾向にあります。
また、シリコン塗料の油性塗料は溶剤1液型と溶剤2液型に分かれていますが、それぞれ扱いやすさが異なります。
溶剤1液型は水性よりも耐久性に優れていて、付着性も水性より優れています。
一方の溶剤2液型は、耐久性と付着性が優秀ですが、塗るために硬化剤を混ぜる必要があります。
そのため、硬化剤を混ぜたら使い切らないといけないので、水性と溶剤1液型より扱いにくいです。
シリコン塗料は屋根塗装に使われる際、主に溶剤1液型が使われる傾向にあります。
屋根塗装の塗料に興味を持った方はこちらも参考にしてください。⇒屋根塗装 塗料

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