毎日のスキンケアにこだわっている人も多いと思いますが、忘れられがちなのが顔剃りです。

顔剃りをきちんとすることによって、毎日のスキンケアがより一層効果的なものになりますので、
ぜひ、一度自分の顔剃りのことを見直してみてくださいね。

 

1.顔剃りをする意味

男性はヒゲが濃いので毎日生えている部分だけを剃っているという人もいると思いますが、
ヒゲ以外の場所にも目立たない産毛が生えています。
この産毛に関しては女性も生えているのですが、ぱっと見あまり気にならないという人もいるでしょうが、
実は顔剃りをしてみるとその違いに気づくことができます。

顔剃りをすることで得られるメリットといえば、
①肌がワントーン明るく透明感が出る
②毛穴から出ている毛がなくなるので化粧水などが浸透しやすい。
③メイクがしやすく、ノリが良くなる。
③毛と一緒に古い角質を除去できる。
などがあります。
目には分かりづらくても、顔剃りをすることでたくさんのメリットがあり、スキンケア効果を高めるのが分かります。。

 

2.正しい顔剃り

顔剃りをすることで肌の凸凹がなくなり、スキンケアを効果的にすることもでき、肌の透明感を出すこともできますが、
顔剃りをすることで、剃刀負けによる肌へのダメージ、角質の過剰除去、肌の乾燥などのデメリットもあります。
デメリットばかりの結果になってしまっては、スキンケア効果のアップは期待できなくなりますので、
デメリットをなくすためにも正しい顔剃りのポイントとアフターケアを知っておきましょう。

《顔剃りのポイント》
顔を剃るときは、クレンジングと洗顔をして肌を綺麗な状態にしましょう。

①肌を温める
事前に蒸しタオルで肌を温めておくと肌が柔らかくなり毛穴が開いて剃りやすくなります。

②クリームを塗る
素肌にカミソリを直に当てると、肌を傷つけてダメージを与えてしまうので事前にクリームを塗りましょう。
素肌のままだと滑りも悪くて、カミソリで切りがちになってしまうので気を付けましょう。

③顔剃りのタイミングは20日に一回
口周りのヒゲは生えるのが早いので一週間に一回でもOKですが、他は基本的に毛の生える周期が20日程度なので、
20日に一回でOK。頻繁にすると肌にダメージを与えてしまうので気を付けましょう。

④小回りのきくカミソリを使う
大きなカミソリは鼻の周りやあごなど細かい部分が剃りにくく、剃り残しの原因になるので小さめのものがオススメです。
刃があまり長くないI字型のカミソリが比較的安全に剃れます。

以上のポイントを踏まえての顔剃りをオススメしますが、肌の調子があまり良くない時、生理前後や日焼け前後などは
顔剃りはしない様にしましょう。

《パーツごとの正しい顔剃り》
①おでこ/眉
髪の生え際から1cmあたり下を、上から下に向けて剃っていきます。眉を剃りすぎない様におでこの延長で剃っていきます。
②ほお
もみあげの方は上から下に向かって、内側は外側から斜め下に向かって剃ります。
柔らかく剃りにくいのでカミソリを小さく動かして剃るといいでしょう。
③鼻
小鼻の部分は、手で鼻を剃らない方の側に倒してできるだけ平らにして剃るといいでしょう。
④口/あご
凹んだところを膨らましながら上から下に向かって剃ります。
フェイスラインからあごに向けても同様に上から下に向かって剃ります。

全体的に肌を傷つけない様にするために毛の流れに沿って剃る様にしましょう。
同じ箇所を何度も剃らない様にゆっくり丁寧に、肌に対して45度くらいの角度でカミソリを当てましょう。

《アフターケア》
顔剃りをした後の肌はデリケートな状態なので、スキンケアはとても重要です。
乾燥しがちなのでしっかり保湿をする様にしましょう。ニキビやしわの元になります。
しかし、古い角質や産毛がなくなった肌なのでスキンケア商品が浸透しやすい状態でもあるので、
いつも以上に丁寧にスキンケアすることで一気に美肌を作ることができます。

顔剃りを正しくして、今後のスキンケア効果に大いに期待しましょう!
美肌は自分の努力で作ることができます。

 

 

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